サスティナブルコットン
「bioRe organic project」

壷内タオルのオーガニックタオルブランド「プランティア」は、オーガニックコットン100%の糸を使って、日本国内で生産されるタオルブランドです。

私たちが使う糸はインド、タンザニア、ペルーなどの国々から国際的な第三者認証機関により認証されたもので、いずれの産地でも児童労働や不当搾取のない健全な有機農業が行われています。
特にインドとタンザニアから輸入する「bioRe(ビオレ)コットン」はNOCメンバーとしてもっとも深く関わっている糸です。
ビオレコットンはスイス「REMEI」社が進めるプロジェクトで生産されており、単にオーガニックコットンを買い取るだけではなく、この地域で暮らす人々が自立していくための様々な仕組みを構築しています。

ビオレコットンのオーガニック農業では、農村にはあたりまえにある野菜の残滓や家畜の糞などから堆肥肥料を作り、害虫に対しては天敵昆虫にとって忌避効果のある薬草(ニンニク、インドセンダンなど)を効果的に使い、綿は手摘みで収穫します。農薬も機械も電気も要りません。豊富な人手で労働力を賄え、フェアトレードにより綿花も高く売れるので、農家はきちんと食事ができ、家を直し、家畜を飼い、子供を学校に通わせることができるようになります。また農薬の薬害で家族が病気になるなどの悲劇もなくなります。

このREMEI社のプロジェクトは、両国合わせて約5,000人もの契約農家を抱え、世界で最も大規模かつ、先進的なプロジェクトとして知られています。
また、REMEIではプロジェクトを資金面で支えるため基金を設立し、理念に賛同する法人、個人からの寄付金によって運営されており、日本ではパノコトレーディングが主体となり支援しています。壷内タオルもNOCの一員として毎年寄付を行っています。

家業を継ぐためにこの業界に入って初めて知った農薬まみれの綿花栽培の実情と、1992年オーガニックコットンとの出会いを経て、オーガニックコットンを広く世に知ってもらうことをライフワークに決めました。

特定非営利活動法人NOC(日本オーガニックコットン流通機構)について